魂がふるえる、本当にふるえた 塩田千春展 魂がふるえる@森美術館 副題の通り、まさに魂がふるえる。何かがどんどん私の中に入ってくる。多分この作品群を20年から30年前に見ていたら、私は即刻この作品の持つ感情に取り込まれただろう。何だろう。生きる事とか […]
ウィーンの琳派?クリムト 会期が迫る中「クリムト展‐ウィーンと日本1900」へ@東京都立美術館。 もともと装飾的で艶めかしい作風のクリムトはあまり好きな部類ではなかった。しかし、最近クリムトの作品をみる事が多くこの展覧会に足を向けた。この展覧会を […]
印象派への旅 バレル・コレクション 梅雨の晴れ間に@Bunkamura ザ・ミュージアムに足を向けた。ここでは閉館中のバレル・コレクションだからこそ、日本に73点来日した。身の回りの情景からはじまり戸外に目を向け、そして川から港、そして外洋へとまさに海運王 […]
公民館での対話型鑑賞、ついに12回まで来ました!(1周年です)毎回どんなことをしようか試行錯誤の繰り返しですが、アートカードを試してみたり、ワークを試してみたり、色々な反応を頂いております。今後は少し手を動かす作業を入れ […]
モノの見え方、観点についてふと思う。 モノの見え方について少し、思いをはせていた。 そこで思い出したのが「マルセル・デュシャン」の「泉」。昨年秋、東京国立博物館で展覧会があった。展示を見に行く予定だったが行けずに残念に思った。 なぜ、「デュシャン」を思い出し […]
画鬼 河鍋暁斎 河鍋暁斎展@サントリー美術館。 河鍋暁斎を知ったのはつい昨年のことだ。鑑賞に使用する際に使える絵はないかと探していた。すると、この河鍋暁斎に出会ってしまった。初めは一休と地獄大夫。何だこれは!面白いではないか!骨骨ロック […]
”新”はNewでなくUPDATEDだった 新・北斎展@森アーツセンターギャラリー 会期初めに奇想の系譜とセットで購入した新・北斎展。会期終わりは混みそうなので早く行きたかったが、このタイミングになってしまった。本当に混んでいて、前売り券を持っていなかったらゆうに […]
聴く、傾聴について考える③ 前回共感という言葉を多く用いた。ここで改めて共感とはどういうことか改めて考えてみたい。 「共感」辞書で引くと”他人の意見や感情などにその通りだと感じること”とある。同感という言葉も発見。「同感」とは、同じように感ずること […]
聴く、傾聴について考える② 対話型鑑賞の話を聴く際の心構えについて考えたい。前回、心のどこかで「正しくなければならない」と思っていると話した。自分が正しいとは、相手が間違っていることを指摘することでもあると。 きちんと相手の話を聴くために自分の心を […]
聴く、傾聴について考える➀ 対話型鑑賞を行う際、一番大切だと感じるのは発話してくださった方の話を聴くこと。聞くではなく、心をこめて聴く。頭では理解していてもなかなかうまくはいかないもの。人は自分のことを理解してほしい、尊敬してほしい、自分に関心を向 […]