ルドン / 秘密の花園 行ってきました

春というよりは初夏に近い本日、三菱一号館美術館で行われているルドン展を見てきました。ルドンというと黒くて重いイメージがありましたが、今回のポスターなどは、印象派の影響を受けたような鮮やかな色彩のため興味を持ち行ってみました。始まりはやはり黒の世界。重い。木をずっと描いているのですが、だんだん作品を重ねるごとに私には、木は生命の流れであったり、時の流れだったり、空間ワープ的なものにも感じました。また大きな花瓶の”蝶の夢、草花の無意識、水の眠り”では作品の前に椅子が置かれていたこともあり、じっくり見ることができました。一瞬同じ空間が描かれている静物画としてみるのですがよく見ると左右違う世界が描かれていて、向かって右側は解放感を感じ跳んでいくような印象を受けました。また左側は、静止しているようにも感じました。真ん中のひまわりのようなものが、真上を向いている構図も気になりました。茎とおもわれるものが木に見えてくるのです。すると、その木は下の花瓶の水から力をもらい天にエネルギーをまいているようにも見えました。とにかく、ルドンの作品は深く深く、見る人を飽きさせない作品だと感じました。ルドンさん、素晴らしいartをありがとう。