わたしの好きな日本画家 / 福田平八郎

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はじめまして。このページを読んでくださりありがとうございます。1本目は、日本画家の福田平八郎氏について、私がひかれるもの。初めて福田平八郎の作品を見たのは18歳くらいのこと。確か京都国立近代美術館であった気がする。衝撃だった。自分の知る日本画とは違い、まるで抽象絵画のようで、色彩も素晴らしくあざやか。構図だけでなく、描写も素晴らしい。彼の作品のモチーフで興味を持ったのは、「雪」「雲」「雨」「氷」「水」など形の定まらないものを描き出し、固有色を持たないところに色を見出す点だ。”鯉”という作品においては、水は描かれてないのにちゃんと鯉が静かに泳ぐ様子がわかる。また、代表作である”雨”では、瓦の上に雨粒をリズミカルに描くことで時間の変化と構図の面白さがわかる。私は、日本画家というより、グラフィックデザイナーであるように思えた。久しぶりにもう一度、福田平八郎を振り返ろう。